irMagicianシリーズが便利です

Raspberry Pi

ドーモ Seijiです

前回に続き、うちでよく売れている商品を紹介していきます。
今回は大宮技研合同会社より発売されているirMagicianを紹介します。

このirMagician どんな商品かというと
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インターネット家電に注目が集まっています。ただ、キラーアプリはまだ出ていない状態です。実際のところはスマホから外出先から帰宅時間に合わせて、エアコンの電源を投入するくらいにとどまっています。エアコンの電源を投入するだけでしたら、気の利いた赤外線リモコンがあれば解決します。ここではそんな気の利いた赤外線リモコン、「irMagician」を紹介します。

<irMagician 概要>
irMagician はPC対応型の赤外線リモコンシステムです。ワンチップマイコンを活用し、主要部品はPIC-18F2550を用います。ホストとの接続はUSBを用いて行います。CDC-ACMを使い、主要なOS(Windows, MacOSX, Linux, その他)に対応します。

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紹介の通り赤外線リモコンモジュールなのですが、irMagicianが選ばれる理由として
1:エアコンのリモコンは全てのステータスをリモコン送信機の内部で生成して送信するため、他のリモコンに比べて多くのメモリを必要としました。
irMagicianでは640バイトの大容量と独自のアルゴリズムにより利用を可能にしています。
2:USBなどのプロファイルとして CDC-ACMを採用したので、ほとんどのOSに対応可能です。
3:原則、Open Resource としてソースコードなどがメーカーである大宮技研合同会社さんより公開されます。
 プログラム例
4:キット化することにより低価格を実現しています。

販売されているモデルは

ベーシックモデルの「irMagician 完成品
温度センサー搭載の「irMagician 温度センサー付完成品

もうひとつ「irMagician 組み立てキット」もあります。

チップ抵抗も何もかも全部自分で組み立てるようになっています。ファームウェアも自分で書き込むというなかなかハードな商品ですが、これが売れてます。
価格が安いというのもありますが、「チップ抵抗使った組み立てキットってあんまりないからやってみよかと、組み立て方もあるし」という購買層もあって、実際動かしているという話も聞くので嬉しい限りです。これもメーカーで詳しい組み立て方を紹介しているからでしょう。
キットの組立

irMagicianの使用例としてはやはり赤外線リモコンとして使われる方が多いようです。
実はこの商品6月と12月に動きが活発になるのですが、やはり空調のコントロールに使われてるそうです。Raspberry PiにirMagicianをセットし、ネットワーク経由でON,OFFしたり、温度センサー付きを用いて空調制御するとのこと。ペットを飼ってるお客様が多いのもなんとなく納得します。

また面白いとこで、「irMagician + Raspberry Pi + HomeKitで家電を遠隔&音声制御する」という試みも進んでいるようです。
これから家電のIoT化が進んで行くでしょうが、自分でも安価で実験出来るこのirMagicianシリーズ 是非お試しください。

irMagicianシリーズは弊社WebShopにてお取り扱いしておりますのでご活用ください。
皆様のご利用お待ちしております。

irMagicianシリーズ Raspberry Pi 3 Model B V1.2(日本生産版) Raspberry Pi Zero W Starter Kit 8GB

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