Pi:Co Classic3オプションキット No.1 [ESP32-S3マイコンボード]発売！

Pi:Co Classic 3をmicro-ROS対応にできるCPUボードがオプションとして登場！

マイクロマウスの入門用として使われることの多いPi:Co Classic3ですが、ロボットの組み立てやサンプルプログラムの実行を通じて、組み込みロボットの基礎が一通り学べるキットでもあります。

組み立てロボットキット「Pi:Co Classic3」

micro-ROS※のサポートハードウェアであるESP32-S3を搭載することで、さらに開発の幅を広げ、Pi:Co Classic3でmicro-ROSを使った開発ができるようになります！

※micro-ROSとは？
ROS 2をマイコン上で動作させるためのフレームワークです。
移植性の高さや軽量、省メモリな動作などが特徴です。

micro-ROSプロジェクト：https://micro.ros.org/
社内研修でのmicro-ROS使用例：https://rt-net.jp/humanoid/archives/4382

6月より発売します！現在はRT ROBOT SHOPにてご予約を受付中です。

※6月26日追記
2023年6月26日（月）より発売を開始しました！

製品概要

Pi:Co Classic3にEspressif Systems社のWi-Fiモジュール「ESP32-S3-WROOM-1」を搭載するためのCPUボードです。Pi:Co Classic3に標準搭載されているCPU基板（RX631搭載CPUボード）と互換性があり、交換して使用します。

micro-ROSのサポートハードウェアであるESP32-S3を搭載することで、Pi:Co Classic3でmicro-ROSを使った開発ができるようになります。

※Pi:Co Classic3専用です。他のロボットに搭載することはできません。
※本製品にPi:Co Classic3は付属していません。別途お買い求めください。

（開発例）Pi:Co Classic3が迷路探索中に通過可能な経路をPCにて表示

◎組み込み機器にROS 2を適用した開発を始めたい方におすすめ！
◎日本語のインストールマニュアルでmicro-ROSの環境構築がスムーズに行える！
◎日本語の入門テキストでmicro-ROSを使用したセンサ値の取得、可視化などを学べる！

こちらからご覧いただけます。詳細は下記をご覧ください。
https://downloads.rt-shop.jp/ESP32/

※入門テキストの閲覧には付属するダウンロードカード記載のID、パスワードが必要です。

環境構築のためのインストールマニュアルを日本語で公開しています。
まだ日本語コンテンツが少ないmicro-ROSの環境構築を円滑に行うことができ、micro-ROSの学習、研究開発をスムーズに開始することができます。

本製品でPi:Co Classic3を動かすためのArduinoサンプルスケッチ※をGitHubで公開しています。
※スケッチとは、Arduinoがプログラムに対して使う名称です。

Pi:Co Classic3購入時に付属するC/C++のサンプルプログラムと同様の内容に加え、micro-ROSを使用したセンサ値の取得、可視化などを行えるサンプルです。

マイクロマウス競技の迷路走行も行うことができます。

＜Pi:Co Classic3を動かすArduinoスケッチ＞
・LEDを点滅させる
・スイッチを押してLEDを点灯させる
・ブザーでドレミを鳴らす
・壁センサの値をシリアル通信で確認する
・モータで直進走行する
・モータで旋回走行する
・P制御で壁に沿って走行する
・マイクロマウス迷路を走行する

＜micro-ROSを使用するArduinoスケッチ＞
・キーボードでPi:Co Classic3を操縦する
・RViz2に上のPi:Co Classic3を3D表示する
・壁センサ値とバッテリー電圧をrqtでグラフ化する
・マイクロマウス迷路を走行しながらRViz2に走行経路を表示する

本製品の購入者限定コンテンツとして、サンプルスケッチの解説や、micro-ROSでの開発方法をご案内する日本語の入門テキストをご用意しています。

入門テキストとサンプルスケッチを参考に、組み込みロボットとしての基礎的なロボット制御や、micro-ROSを使った可視化ツールの活用方法まで一貫して学習することができます。

複数購入の方や、ボードとサンプルスケッチのみを研究開発等で使用されたい方向けに、入門テキストなしver.もご用意しております。

Pi:Co Classic3 オプションキット No.1 [ESP32-S3マイコンボード]（入門テキストなし）

オプションキット No.1[ESP32-S3マイコンボード]を搭載することで、より幅広い開発の道が拓けます！

Pi:Co Classic3をマイクロマウス初心者の頃に使って、今は自作マウスを使っているから家で眠らせている…という方も、この機会にmicro-ROSを使った開発ノウハウを見につけるための教材としてもう一度活用してみませんか？

今後はニーズに応じて、オプションキット No.1[ESP32-S3マイコンボード]を使った教材の充実やセミナーの実施も検討しています。
詳細はSNSやメルマガ、ブログなどでお知らせします。お楽しみに！

ご不明点等ございましたら、お問合せフォームまでご連絡ください。