DCモーター実験キット(その1)

キットに電池ボックスとモーターをつなぐ 商品紹介
キットに電池ボックスとモーターをつなぐ
現在、好評発売中のDCモーター実験キットをArduino UNO R3で使う方法を紹介します。

準備

 DCモーター実験キットの内容

DCモーター実験キットの内容

DCモーター実験キット

  • モータードライバIC TA7291P x1
  • DCモーター FA-130RA-2270 x1
  • 抵抗10kオーム1/4w x2
  • ブレッドボード x1
  • ジャンパワイヤ(オス-オス) x10
  • 電池ボックス(単3×2本) x1
  •  

     キットの他に用意するもの

  • Arduino Uno R3
  • USBケーブル(A-B)
  • Windows/mac OS/Linux のいずれかを搭載したパソコン
  •  

    組み立て方

  • ブレッドボードにモータードライバIC(TA7291P)を挿します。写真の場所に指すことを前提で説明をするので、ブレッドボードの構造を知らない方は写真のとおりに挿してください。

    ブレッドボードとTA7291P

    ブレッドボードとTA7291P

  • ArduinoとTA7291Pがつながるようにブレッドボードにジャンパワイヤを挿します。

    ArduinoとTA7291P

    ArduinoとTA7291P

  • ArduinoのGNDとかかれたいずれかのピン(画像ではdigital13ピンの隣のGND)からTA7291Pの左から1番目のピンとをつなぎます。
  • ArduinoのDigitalOUT 9pinTA7291Pの左から5番目のピンをつなぎます。
  • ArduinoのDigitalOUT 11pinTA7291Pの左から6番目のピンをつなぎます。
  • Arduinoの5VとかかれたピンとTA7291Pの左から7番目のピンをつなぎます。
  • 抵抗(10kΩ × 2本)をTA7291Pの4番目のピンの手前に順に挿し、片方をとかかれた列に、もう片方をとかかれた列に挿します。

    TA7291Pに抵抗をつなぐ

    TA7291Pに抵抗をつなぐ

  • モーターと電池ボックスをTA7291Pにつながるようにブレッドボードに挿します。

    キットに電池ボックスとモーターをつなぐ

    キットに電池ボックスとモーターをつなぐ

  • モーターからつながっているワイヤの黄色い方TA7291Pの左から2番目のピンに挿します。
  • モーターからつながっているワイヤの青い方TA7291Pの一番右のピンに挿します。
  • 電池ボックスからつながっているワイヤの赤い方をブレッドボードのと書かれた列に挿します。
  • 電池ボックスからつながっているワイヤの黒い方をブレッドボードのと書かれた列に挿します。
  • TA7291Pの右から3番目のピンとブレッドボードのと書かれた列をジャンパワイヤでつなぎます。
  • 電池ボックスのスイッチがオフになっていることを確認したあと、電池を電池ボックスに入れます。
  • Arduino IDE を起動します。
  • 以下のスケッチを書き、任意の名前で保存します。
    //サンプルスケッチ
    //モーターの正転逆転を繰り返す
    #define PWM0 9
    #define PWM1 11
    #define LED 13
    
    void setup() {
            pinMode(PWM0,OUTPUT);
            pinMode(PWM1,OUTPUT);
            pinMode(LED,OUTPUT);
    }
    
    void loop() {
            analogWrite(PWM0, 255);
            digitalWrite(LED,HIGH);
            delay(5000);
    
            analogWrite(PWM0, 0);
            digitalWrite(LED,LOW);
            delay(1000);
    
            analogWrite(PWM1, 255);
            digitalWrite(LED,HIGH);
            delay(5000);
    
            analogWrite(PWM1, 0);
            digitalWrite(LED,LOW);
            delay(1000);
    }
    //---ここまで---
    
  • メニューの「ツール」→「マイコンボード」 もしくは「ボード」*でArduino Unoを選択します。
  • メニューの  「ツール」→「シリアルポート」 もしくは「ポート」*で正しいポートを選択します。
  • 「マイコンボードに書き込む」のボタンでArduino Unoにサンプルスケッチをコンパイル・転送します。
  •   成功していた場合、電池ボックスのスイッチをオンにするとモーターが回りだします。5秒に一度止まり、回転が逆になります。
  • 次回以降、回路の説明・サンプルソースの解説・応用方法を紹介します!

    追記(2015.5.13)

    RT-KIT-DCM

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