夏も近づきマスクも息苦しい時期となってきましたね。
在宅勤務等、ご自宅でお過ごしの時間も増えたのではないでしょうか?
この機会に教育、学習時間を設けてみるのも一つ有意義かと思います。
今回は弊社車輪型ロボット HM-Starterkitについてご紹介致します。
組立済で手のひらサイズの小型仕様のため、ご自宅でも使いやすいロボットです!
HM-starterkitとは?
マイクロマウス競技※1のルールに適合した、車輪型ロボットです。
競技目的でももちろん使用可能ですが、特に組み込み制御を学習するための教材としてご好評頂いている製品の一つになります!
※1:1980年から毎年開催されている歴史あるロボット競技です。
どんなことが学習できる?
自律走行のためのセンサ制御
HM-starterkitには光センサ、ジャイロセンサ等、姿勢制御に用いられる各種センサが使われています。光センサでは障害物を検出したり、走行速度や方向をジャイロセンサで認識することができます。
※センサ入力値の調整
※弊社移動型ロボットブログ基本操作とセンサパラメータの調整 – HM-StarterKit入門 Part 11より
モーター制御の基礎
車輪動作にはDCモーターを使用しています。モータードライバからPWM制御で速度可変することができます。左右それぞれを独立したモータで制御するため、同期制御などが必要となります。そのため関節ロボットにおける、複数軸のモーター制御の基礎も体感できます。
その他通信制御など
その他モード切替スイッチ動作にはI2C通信等を採用しており、通信制御の基本的なところを知ることができます。
以上、組み込み制御に必要な要素を体系的に学習することが可能なキットとなります。
各設定や調整については製品付属のマニュアルや技術ブログの解説記事で丁寧に解説しています!
サンプルプログラムを使って実際に動かしながら学ぶことが出来ます。
移動型ロボットブログ連載「HM-StarterKitでマイクロマウスをはじめよう」
こんな方におすすめです!
組み込み技術者を目指す、育成に最適です。
組み立て済キットのため、すぐにプログラミングに取り掛かることができます。
また40×50mm画で20gのコンパクトサイズなため、保管、作業スペースの確保にも優れています。
マイクロマウス競技用の迷路を使うときも、例えば調整用の4×4区画であれば36cm四方で済むのも嬉しいですね。
※半田付けなど基本的な電子工作から学びたい方にはPi:Co Classic3をお勧めしています。
※自社比較
以上、簡単にHM-StarterKitのご紹介をさせていただきました。
組み込み制御、プログラミング等ご関心お持ちの方は、
下部WEBショップリンクよりお買い求め頂けますので、ぜひご検討ください。
ショップブログでは製品のご紹介がメインとなりますが、弊社技術ブログの方では初学者から玄人向けの技術情報を発信しております。
先ほどご紹介した連載「HM-StarterKitでマイクロマウスをはじめよう」では、入門編全12回に加えて、6月23日(水)からは新しく初級者編の連載がスタートしています。
HM-StartKitを使ってみてちょっと困っているようなことを中心に全7回でご紹介予定です。
こちらもぜひご覧ください。
「HM-StarterKitでマイクロマウスをはじめよう」連載一覧
以上