ここ数日涼しかったと思ってたら酷暑戻ってまいりました。
みなさん水分補給は充分に! 私は新製品のドリンクとか多くて試してるだけで満たされてます。
ただウィルキンソンジンジャーエールが近くで売ってないのが悔やまれます… SEIJIです。
で、本題。
第23回ROBO-ONE競技技術規定が公開されましたね。(表紙に「2013/4/7改訂版」と書いてあるのが気になりますが)
上から見ていくと今回も3kg以下のロボットで争われるというとこは変更無いようです。
予選は9m走となっていますが、前回と同じ日本科学未来館で開催されるのなら9m直線ではコース組めないので、なにかレイアウトを変更、もしくは前回同様4.5mで開催されるのではと予想。
動画は第20回ROBO-ONE予選の動画です。(YoutubeでIKETOM氏が公開しています動画です。いつもありがとうございます)
この時はRIC30ベースの機体【Anubis-WAN】で本線にエントリーし、予選5位に入りました。
6分40秒くらいに出る犬頭の機体が【Anubis-WAN】です。チャカチャカとうるさいですねw
さて
今回の規定で大きく変わったのは4.2のロボットの規格でしょうか、主に足裏サイズ。
(a) 表1 に従いロボットの重量別に足裏(地面に接地する部分)のサイズを規定する。
足裏の前後の長さは、脚の長さのX%以下とする。ただし、その最大長をYcm とする。足裏
の左右の長さは脚の長さのZ%以下とする。脚の長さとは、脚部の最上部にある、前後に
動く軸から足裏までの長さとし、脚を伸ばした状態で長さを計測する。
重量 X Y Z
1kg 以下 60% 12cm 40%
2kg 以下 55% 13cm 35%
3kg 以下 50% 14cm 30%
今まで足の長さに対するパーセンテージで上限が決まっていたけど、今回は足裏前後長に限界数値が設定されたのですね。
ちょっと手元にあるロボで実際に測ってみます。
942g 1kg以下のカテゴリーです。
ざっくり162mmくらいでした
ここから算出すると、1kg以下ですと前後長が60%ですので97.2mm、幅が40%ですので64.8mmならOK。
ここで出てくるのが「足裏の前後の長さは、脚の長さのX%以下とする。ただし、その最大長をYcm とする。」という新ルール。
1kg以下はYの長さは12cmとなっています。 実際に測ってみよう。
接地面で計測して96mm
41mmでした。
最大長Yも問題なくクリアしているので、このロボは新規定も問題なく出られそうです。
むしろ横幅に23mm程度余裕あるので大きめのを用意してもいいかもしれないですね。
腕部の長さ等も従来通りの測定方法で問題なさげです。
この規定はROBO-ONE Lightに自作機で参加される方にも摘要されるはずですので要チェックです。
特にROBOXEROでの参加を考えている方は認定機体になっていないようなので自作機枠での参加になります。足は問題なさげですが腕部の長さが引っかかるかもしれないですのでなんらかの改造が必要になります。
このあたりも今後記事にしてみます。
あ、予選について追記がありますね。
7.1(e) 走行エリアはROBO-ONEOリングとほぼ同じ表面素材とするが、一部に1mm以下のゴム シートを貼る 場合がある 。 ゴム材質は天然とし、厚さは接着テープの厚さも含め 1mm以下とする。
んー? これは障害物的な何かと想定していいのでしょうかね?
しかもシートがどれだけのスペースを取って貼られるのかも記載がないようです、当日を楽しみにしましょうか。
あとは前回から続く横パンチについてのルールですけど、横方向に重心移動しないパンチはOKってことのようですけど、しゃがみから起き上がりアッパー気味に腕をロール方向に振ったのはOKなのかな? それともパタパタさせるだけしかいけないのかな?
また新しい攻撃方法が出てくることを期待してしまいます。 個人的には正面切ってのどつきあいが好みです。
毎回ルールや機体レギュレーションが変更されながら成長しているこのROBO-ONE。
私自身も第1回をたまたま観てしまい、自ら参加しだし、この業界に入ってきています。
これからもここから面白い人材が出てきてくれるような大会として共に成長していければと切に願う次第です。
あ、はい なんとか参加したいとこです…
前回の続きのモーション作成編は次回あたりに再開します 引っ張ります。
それまで過去ログでお楽しみください。
JO-ZERO Type2 |
RIC30 |
G-ROBOTS GR-001 (RS303MR・ RS304MDサーボ仕様) |