3週続けて言うことでもないのですけど
とにかく暑いっつ~の!
これいつまで続くんでしょうね… そろそろきついです。
湿気もあるんで塗装作業が捗るような捗らないようなとか言ってたら風が強くなってきてるんでやめやめ。
そーいうときは造り物に走ってしまえということでごそごそと机上作業です。
あ、過去記事はこちらです。最初から読みなおすってのも有りかと。
最近はロボの部品や外装に樹脂素材を用いることが多くなってきました。素材の入手性が良くなったり、CNCマシンを個人で所有する人が増えたり、昨今では3Dプリンタが登場してきたこともあって樹脂が身近になってきているのでしょう。
手軽になったとはいえ相変わらず面倒なのがバリとか3Dプリントした際に出るサポート材の除去という作業。レジンなんかで注型した時の湯口とか空気穴のところなんてかなり太く残るので面倒ったらありゃしないです。
そんな面倒な作業を楽にサクサクと進められるツールがこれ、「超音波カッター ZO-40W(白)」です。
カッターっていうくらいで先端部はこんな感じ、デザインナイフみたいですね。
原理をざっくりと説明すると、刃部分を超細かく振動させてサックリと切れるようにしてしまうというツールです。エヴァンゲリオンのプログレッシブナイフとかARMSのナイトが装備するミストルテインの槍なんかが同じようなものです、規模が違いすぎますけど。
では早速試していきます。
まずはポリカーボネイトを切ってみます。
ん~、どうにも入っていかないなぁ。
何度も当てていくとうっすらと切れていってるようないってないような・・・・・
えっちらおっちらと切り続けてこのくらい切れてます。(ささくれて見える部分は表面に貼られたビニールです。)
どうもポリカーボネイトは相性があまり良くないかもしれません。厚さが0.5mm以下ならばそこそこ刃が入っていくのですが厚めのところは止まってしまいます。しかもこういったバキュームで抜いたパーツとかになると場所によって厚みが変化しているので刃が通ったり通らなくなったりでやりにくいです。
さて、気を取り直して次の素材、ABSを試してみましょう。
はい、ドロイド君登場です。
このドロイド君は3Dプリンタで出力したものですけど、ワンピースで全部出力したため展示中に腕部が折れてしまいました、ツノは助かっている不思議。
で、修理するために折れた部分を整形してやろうということで、超音波カッターZO-40で試してみようと。
おおおっ? ス~~~~~ッと刃が入っていくよ? むしろ抵抗が無いんで気持ち悪いw
パッケージにも書いてあるとおり「プラスチックがバターのように切れる」という表現がぴったりかも!
た~の~し~いぃぃぃぃぃぃぃ~~~~~~♪
これだけサクサク切れるとなんか自分が強くなったんじゃないかと錯覚してしまいそうです(なってません)。
とにかく楽、今までデザインナイフで薄皮を削いでいくようにやっていたのが嘘のように切れていく、もう戻れないw
レジンとかにも使えるってのもすごく嬉しい、タネガシマシン3作るときにこれあったらどんなに楽だったであろうか(またしみじみ…)
超音波カッター自体は10数年前くらいからあったのですが、当時のものは値段も高く切断面が溶けたような断面になったりでなかなか使い所が難しいツールでしたが、ここで使っているZO-40は切断面も殆ど解けた感じもなく切れ、無理に押し付けた時も自動で振動を止めてくれる機能もあったりと進化を感じます(しみじみ…)
ロボットの外装なんか作るときの便利ツールとしてお手元にひとついかがでしょうか?
あ、もちろんプラモデルなんかの改造にもイケますよ、バリ取ったり切断したり………
未夢さん身構えてます そんなことしませんよwwwww
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超音波カッター ZO-40B(黒) | 超音波カッター ZO-40W(白) | RIC30 |