生産終了につき販売を終了致しました。
こちらの商品に付属するSDカードはRasbianです。書籍用のUbuntu+ROSではありませんのでお気を付けください。
Raspberry Pi Mouse V2はメインボードにRaspberry Piを使った左右独立二輪方式のプラットフォームロボットです。
* Raspberry Pi 3は ubuntu16.04とROS kinetic に対応しています。
ubuntu16.04+kineticではなく、RaspberryPi3にUbuntu 14.04とROS indigoをインストールする方法を公開しております。
詳細はこちらの
MicroMouse Blogをご参照ください。
<前バージョンからの変更点>
- Raspberry Pi 3に対応するために電源を強化(3A)
- バッテリ保護のため、電圧監視機能を標準搭載(電圧が10Vまで低下するとブザーが鳴ります)
- バッテリを保持するためのシャーシ機構を採用
<特徴>
- 比較的カンタンに扱える移動式ロボット
- 言語に依存しない開発が可能
- 人工知能の研究・学習に使用可能
- ROS/RTMで制御できる(※1,※2) *現状Pi3でUbuntu14.04が動作しないため、ROSを使う場合はPi2でお使いください。
- Shellで動く(※3)
- 対応LiPoバッテリを標準搭載
- マイクロマウス公式大会レギュレーションに対応
- オープンソースハードウェア
※1 ROS(Robot Operating System):ロボット制御用ミドルウェア。オープンソースで配布され世界中で多くのロボットの研究に使われており、開発者コミュニティではwikiなどもあります。ROSを使うことにより、ロボットの開発の時間や手間を削減することができます。基本的にオープンソースで開発されています。 また、コアなソフトウェアはBSDライセンスを採用しているものが多いです。
※2 RTM:RTミドルウェア。単体のロボットだけでなく、利用可能な様々ロボット機能要素を指してRT (Robot Technology/Robotic Technology) と呼びます。 RTM(RTミドルウエア)とは、こうした様々な機能要素をモジュール化しソフトウエア的に統合するためのプラットフォームです。
※3 アールティにてデバイスドライバを用意しておりますので、Linuxのシェルによる制御が可能です。
また、OSはLinuxのためC++、JAVAをはじめ、多くの言語に対応しております。
<製品仕様>
- PC接続方法 :LAN,シリアル通信
- 搭載可能制御コンピュータ(※3):Raspberry Pi 3 B , Raspberry Pi 2 B ,Raspberry Pi B+
- モータ- :4相ステッピングモータ x2(基本ステップ角:0.9度,1回転ステップ数: 400)
- 入出力ポート :RaspberryPiに準拠
- オーディオ :プログラム可能なブザー x1
- センサ :赤色LEDを用いた距離センサ x4
- ボタン :プッシュボタン x3
- LED :プログラム可能なLED x4,電源用ステータスLED x1
- バッテリ :リチウムイオンバッテリ 3セル 1000mAh
- 重量 :740g ( バッテリ含む )
- サイズ :縦130 x 横100 x 高さ83 (mm)
※3 このキットにはRaspberry Pi 3 Bが付属しています。
<セット内容>
- 本体 一式
- Raspberry Pi 3 B
- microSDHC 16GB(OS、デバイスドライバ入り)
- リチウム充電池×1個
- 充電器一式
- ACアダプタ用ケーブル
<資料等>
アールティ
・マニュアル PDF
・デバイスドライバ(GitHub) 現在対応しているカーネルバージョンは4.0.15までです。
千葉工業大学 上田先生
・日経Linux連載記事のソースコード(GitHub)
・C++で動かす方法についてのブログ
・ROSのインストール手順(Github) UbuntuでROSが動きました!
名城大 大原先生
RTミドルウェア(RTM)のソースコード(GitHub)
Raspberry Pi Mouseの質問は下記リンクより書き込みをお願いします。
【Ubuntuにしたい方へ】
現在、付属のRaspberry Pi 3はUbuntu16.04に対応しているためROS kinetic kameをインストールすることが可能です。
Raspberry Pi 3用のUbuntu16.04のイメージファイルはこちらを参照ください。(ご自分でインストールをお願いします。)
https://wiki.ubuntu.com/ARM/RaspberryPi
これからROSの学習をされる場合はまず
Raspberry Piで学ぶ ROSロボット入門をご一読されることをお勧めします。
こちらの書籍にはRaspberry Pi MouseにUbuntuをインストールする手順、ROSをインストールする手順なども記述されておりますので、Raspberry Pi MouseをROSでご使用になる場合は非常に参考になります。こちらの書籍には、本製品を用いたROSの基礎からアプリケーション作成までを記述してあります。書籍中にカメラを用いて画像処理を行っておりますのでそちらをお試しになる際には
Raspberry Pi Mouse オプションキット No.4 [Webカメラマウント]を推奨いたします。また、室内のマッピングを行う項目もございます。
そちらをお試しになる際には
Raspberry Pi Mouse オプションキット No.2 [URGマウント]及び
URG-04LX-UG01 (測域センサ)のご使用を推奨いたします。
関連商品
・
Raspberry Pi Mouse V2 (Raspberry Pi無し)
・
LiPo充電器LBC-010(ACアダプタ・変換ケーブル付き)
・
Raspberry Pi Mouse オプションキット No.2 [URGマウント]
・
Raspberry Pi Mouse オプションキット No.3 [ライントレース]
・
Raspberry Pi Mouse オプションキット No.4 [Webカメラマウント]
JANコード:4582221092294
・販売価格:67,000円(税抜)
・販売終了年月:2020年3月