<概要>
本製品は、Bluetoothシリアル変換基板です。
<特徴>
・市販のBluetoothドングルを使用することができます。
・搭載しているマイコンをプログラムすることにより、BluetoothのSPPプロファイル以外にも対応することが可能です。
・プログラムの書き込みは
PICkit3 In-Circuit Debuggerを使って簡単に行うことができます
・SBDBTには、3.3V版と
5V版があります。本製品は3.3V版です。
<詳細>
外形寸法 | 約22.86mm×20.32mm×17mm (ピンヘッダを含む、USB 機器は含みません) Bluetooth アダプタ等を接続すると基板からはみだします。 |
CPU | Microchip社PIC24FJ64GB004T-I/PT(16bitCPU) |
動作周波数 | 最大32MHz |
発振器 | CPU内蔵(内部オシレータ) |
フラッシュ | 64K バイト(CPU内蔵) |
RAM | 8Kバイト(CPU内蔵) |
入力電源 | 2.55V~3.6V (CPU32MHz) (USBデバイスを使用する場合はこの範囲でUSB機器が動作する電圧を供給してください) |
消費電流 | CPU 単体アクティブ時30mA程度(3.3V,32MHz) (使用する CPU 内部のペリフェラルによっても増減します。) (Sleep や DeepSleep 等の省電力機能を使用してない値です。) |
表示 | LED 2個(赤・橙) |
USB | USB HOSTコネクタ搭載 VBUS 電圧: 3.3V Low-Speed(1.5M ビット/s) Full-Speed(12Mb ビット/s) |
動作温度範囲 | -40℃~+85℃ |
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一見、USBコネクタのブレイクアウトボード?という感じがしますが、実は裏にPIC24FJ64GB004が搭載されています。
この基板は3.3Vの電源が必要です。
USBコネクタに供給される電圧(VBUS)も3.3Vとなりますので、3.3Vで動作するUSB機器しか使用できません。
出荷時にはbtstackを使用したBluetooth SPPサーバーのファームウェアが書き込まれています。PCとシリアルで接続する機器をbluetoothによって無線化することができます。
全ソースファイルを公開していますので、pickit3があれば無料の開発ツールを使用して自由にカスタマイズすることができますし、全く違うファームウェアを作成することもできます。
<開発環境・ツール>
・MPLAB IDE
・C30コンパイラ
・PICKIT3
<ライセンス>
本装置はbtstackの作者Matthias Ringwald氏とライセンス契約を締結しています。本装置の価格にはbtstackのロイヤリティが含まれていますので商用利用も可能です。
<画像>
裏面
Bluetoothアダプタ接続時
PICKIT3を接続してファームウェアを書き換える時
ブレッドボードに刺して使う時
<リンク>
詳細はユーザーズマニュアルを参照してください。
回路図
ユーザーズ・マニュアル
ファームウェア
<注意事項>
ファームウェアのアップデートやカスタマイズを行うにはMicrochip社製のPICKIT3等
が必要になりますので、その際は別途ご用意していただく必要があります。
Bluetooth アダプタは別途ご用意していただく必要があります。
<関連商品>
「
PICkit 3」
「
Bluetooth Ver.2.1+EDR対応 MicroサイズUSBアダプタ (Class1/100m)」
「
Bluetooth Ver.3.0+EDR対応 MicroサイズUSBアダプタ (Class1/100m)」
「
USBホスト機能搭載小型PIC基板(ピンヘッダ未実装) SBDBT-NP」
「
USBホスト機能搭載小型PIC基板5V対応版 SBDBT5V」
「
USBホスト機能搭載小型PIC基板5V対応版 SBDBT5VRP」
JANコード:4582221096308