■概要
KXR-L4T-Rは、サーボモータKRS-3302を9個搭載した四足歩行ロボットです。
背中のバックパック内に搭載したコントロールボードRCB-4miniからの制御により、前後左右の歩行動作や、手を振るなどのアクションが可能です。
無料でダウンロードできるモーション作成ソフトをHeartToHeart4からロボットのモーションを自由にプログラミングすることができます。
多数のサンプルモーションをご用意していますので、基本的な動作はプログラミングすることなく簡単に再生することが可能です。
また、付属パーツの組み換えにより足先を車輪型に変更することも可能です。
■セット内容
●強化樹脂パーツ
●コントロールボードRCB-4mini
●サーボモーター KRS-3302 ICS ×9
●ROBOパワーセル Eタイプ 6N-800mAh Ni-MH
●充電器BX-32MH
●Dual USB アダプターHS
●その他パーツ
■完成時サイズ、重量
カメ型:275(H) x 119(W) x 153(D)mm、約630g(バッテリー含む)
ローバー型:272(H) x 146(W) x 162(D)mm、約690g(バッテリー含む)
<ソフトウェア動作環境>
・対応OS/Windows 8.1 / 10 / 11
・USBポート(1.1/2.0)
※使用する.NETのシステム要件を満たすこと。
※マニュアル、サンプルプログラムなどのCD-ROMは付属しません。
こちらよりダウンロードしてご利用ください。
【使用例1:Arduino UNOとの組み合わせ】
別売りの「KXRプログラミング学習用シールドセット(Arduino用)」と組み合わせることでArduino Uno R3から弊社製シリアルサーボやコントロールボードRCB-4miniに直接命令を送ることが可能です。
公開しているサンプルプログラムを使用すれば、PSDセンサ(別売)と組み合わせて簡単な自律ロボットを作成できます。
サンプルプログラムでは、頭部を旋回しながら周囲の距離を計測し、データをソートして最も近距離の物体に近づくプログラムを実行します。これは、基本的なプログラム知識を学ぶために最適な内容になっていますので、プログラミング学習を始めた方に最適です。
シリアルサーボやコントロールボードと通信するためのライブラリも公開していますので、数行のプログラムで簡単に制御することができます。
下記よりサンプルプログラムとマニュアルのダウンロードが可能です。
KXR-L4T-R アカデミックパックダウンロードセット Ver.1.0
※下記製品が別途必要になります。
・
KXRプログラミング学習用シールドセット(Arduino用)
・
PSD(位置検出素子)センサー
・Arduino Uno R3
・USBケーブル(A-B)
【使用例2:RaspberryPiと組み合わせて画像処理】
RCB-4に接続されているシングルボードを含むコンピュータで、Pyhtonが動作する環境であればこのライブラリを使用することができます。
RCB-4には、ボード上のUARTもしくはDual USBアダプターHS経由で接続します。
RCB-4 Library for Python ver.1.0.0B
上記ライブラリを利用してRaspberryPiを搭載したデモ機を作成しました。
Arduinoと同じように、処理はRaspberryPi、ロボット(サーボ)の制御はRCB-4と分担することでボードへの負荷を軽減することができます。
『RaspberryPiとRCB-4との連携について』の記事も参考にぜひお試しください!
※このキットには、ArduinoやRaspberryPiなどKXR-L4以外の製品は付属しておりませんのでご注意ください。
より詳しい情報は
メーカーサイトをご覧ください。