内容紹介
本書は、Raspberry Piを搭載した車輪型ロボットを題材に、Linuxで動くロボットのプログラミングについて扱ったものです。千葉工業大学の上田先生渾身の一冊です。
業界標準となったロボット用ミドルウエア「ROS」(ロス)を中心に、その技術全体を、実際にロボット「Raspberry Pi Mouse」(アールティ製)を動かしながら経験できるようにしました。
ROSのセットアップと活用はもちろん、「技術の総合格闘家」であるロボットの開発者、研究者が押さえておきたい技術や知識を網羅しています。
具体的には、デバイスドライバの書き方、Linuxシステムの扱い方、Webサーバーとの連携、GitHubの使い方、ライセンスの選択、基本的なテスト方法などを取り上げました。
さらに、USBカメラを使った顔認識、音声認識ソフトを使った音声制御、スマートフォンなどのWebブラウザーから操作できるWebアプリの作成、測域センサーを使った地図の生成に取り組みます。
ROSを実機で動かすための知識とワザを凝縮した書籍です。
●目次
「ROSロボット入門」(上田隆一著、日経BP社)
≪第1部 準備編≫
第1章 はじめに
第2章 セットアップ
第3章 端末を使った基本操作
第4章 GitやGitHubを用いたソフトウェアの管理
≪第2部 ROS基礎編≫
第5章 ROSツアー
第6章 ROSパッケージの公開とテスト
第7章 トピック、メッセージの実装とテスト
第8章 サービス、アクションの実装とテスト
第9章 ROSでロボットを走らせる
≪第3部 ROS応用編≫
第10章 USBカメラとOpenCVで人の顔を追う
第11章 音声認識ソフトでロボットを操作
第12章 ウェブアプリを作ってスマホから操作
第13章 測域センサで地図を作成
第14章 おわりに
《付録》
付録A デバイスドライバのプログラミング
付録B 入力周波数と移動距離の概算
付録C 端末・シェル・コマンド・ツールの操作
付録D Pythonに関するTips
付録E シミュレータ「raspimouse_sim」
付録F 日経Linux連載時のコラム
- ISBN-10: 4822239292
- ISBN-13: 978-4822239299
【関連商品】
- モデル: ISBN978-4-8222-3929-9
- 重量: 0.3kg
- メーカー: 日経BP社 / Nikkei BP
この商品は2017年02月22日(水)に登録されました。