<セット内容>
●ICS変換基板 ×1
●ヘッダピン4pin ×2
KRSサーボなどICSデバイスとマイコンのUARTを接続するための変換基板です。
ICSデバイスは、信号線のTx(送信)とRx(受信)が一体になっていますので、UARTに接続する場合は別途回路が必要でしたが、この変換基板を使用することで端子の接続のみ行えばICSデバイスとの通信ができるようになります。
電源端子を用意していますので、ICSデバイスへの電源供給も簡単に行えます。電顕ケーブルAやHV電源スイッチハーネス、またはLV電源スイッチハーネスと組み合わせてご利用ください。
基板上のスイッチは、UART端子のモード切り替えスイッチです。Arduino UNOなどUSBとシリアル端子が共用の場合は、プログラム転送時はICSデバイスを外す必要がありますが、切り替えスイッチをつけることによりスイッチの切り替えのみで接続先を切り替えることができます。
内部でレベル変換用の回路が入っていますので、5Vのシリアル信号だけでなく3.3Vのシリアル信号も使うことができます。
※本製品はヘッダピンをはんだ付けする必要があります。
■対応製品
KRS-6003HV / 6003RHV / 6003R2HV
KRS-4031HV / 4032HV / 4033HV / 4034HV
KRS-2542HV/ 2552HV / 2552RHV / 2572HV
KRS-3301 / 3304
KRS-3204
KRR-5FH
※サーボの対応電圧は種類によって異なります。各サーボのスペックをご確認の上、混在しないようにご注意ください。
■Arduino用ライブラリ
Arduinoのスケッチで使用できるICSデバイス用のライブラリをご用意しました。ダウンロードしてインポートすればすぐにサーボを制御できます。
さらに、サンプルプログラムや詳細なマニュアルも付属していますので、初めての方でも簡単にご利用できます。
詳細は、こちらをご覧ください。
●『ICS Library for Arduino』
http://kondo-robot.com/faq/ics-library-a
サーボの制御やスピード、ストレッチなどのパラメータ設定、読み込みのほか、ポジションデータを角度に変換する関数をご用意しました。
また、受信機KRR-5FHの情報を読み込むこともできますので、Arduinoを無線コントロールすることも可能です。
■ICS変換基板シールド
また、別売りのICS変換基板シールドを使用すれば、ICS変換基板への配線を行うことなくArdiono UNOに搭載できます。
※ヘッダピンのはんだ付けが必要です。